台風12号

日本列島直撃コース。風雨が強くなってきた。午前中は四国、午後は中国地方を通過、全国的に大荒れ。


先月下旬、アメリ東海岸を北上し甚大な被害をもたらしたハリケーン「アイリーン」。ハリケーンには
人名をつけるが、台風には発生順に番号を付けて呼ぶ。 台風には名前がないんかと思ったら、実は
ちゃんと名前がつけられていた。2000年以降は台風にアジア名が付けられるようになった。番号だけでは
覚えにくい、西欧風の名前ではなじみにくいといった理由から。アジア名のリストは世界気象機関(WMO)
台風委員会(日本ほか14カ国が加盟)が作成した。2000年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する
「ダムレイ」の名前が付けられ,以後,発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて,
その後再び「ダムレイ」に戻る。台風の年間発生数の平年値は25.6個なので,おおむね5年間で台風の
名前が一巡することになる。加盟各国の言葉で、動物や植物、山名、河川名、気象現象など主に自然に
ちなんだ名前が準備されている。


台風12号はtalas(タラス)、命名はフィリピンで意味は、鋭さ、とのこと。