先のことの見通しが立たないとき

現実的に必要とされる諸々の事を丁寧に片づけて行くだけで、物事というのは次第に形になって来る。
できあがったものは雑多で、無計画で、まとまりに欠いた物になる。
それでも、その中で生活する者にとっては、日常の場面として慣れ親しんでいくことになる。


とりあえず食事


とりあえず寝床


とりあえず衣服


こうして『とりあえず』を積み重ねつつ、どうにか一息つくと、それを暫くの間なんとか続けられる形にする。