ベータ2アドレナリン受容体遺伝子の変異

“ 異端 ”の肥満遺伝子で、正常だと太り、変異すると逆にやせてしまう。
この肥満遺伝子に異常のある人は、正常な人に比べて基礎代謝量が約300キロカロリー“ 高く ”なる。
300キロカロリーを脂肪に換算すると約33グラムに相当し、
単純計算すると1年で体脂肪約12キログラム分の脂肪が減る勘定になる。
その代わり、体内に入ってきたタンパク質をすぐさま代謝させてエネルギーにしてしまうため、
筋肉がつきにくくなる。日本人の6分の1がこのタイプだという。
筋肉の材料となる大豆製品や魚、赤身の肉などの高タンパク質食品をたくさんとり、
筋肉を増やす運動を中心にする。