家出人

「家出人」という表現には「自己意志による」という判断・断定が含まれる。
それを避けるためには「失踪者」が用いられる。
「失踪者」とは、どこにいるのか分からなくなってしまった人、足取りのつかめない
人のことをいう。
ただし、日本の警察などでは、事件性が薄いと警察関係者が判断した場合に
「家出人」という表現が用いられることが多い。
また一人暮しなどが増え「家」という観念が薄れつつあるのも「失踪者」という
言葉が使われる場合が多くなっている要因である。